7.16.2016

台湾(ランタン祭)


たびログ: ☆☆☆★ 3.8

都市: 十分、平渓、基隆、九份
期間: 2016年2月21日~23日
目的: ランタン祭
総括: 基隆を基点に回るのが絶対にオススメ。











【1.事前準備・情報収集】


・現地事情
台湾・台北あたりは、各種ガイドブックが出ているのでそれ参照。

ランタン祭りは、いつか、どこか、テレビで見たくらい。
ランタン祭りは映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになった
とかいう噂なので、見たい人は事前に確認するのも良いかも。

ちなみに、ぼくは見てない。


・ガイドブック
台湾・台北、あたりの情報は、
各種ガイドブックが出ているので、好きなのでよいと思う。

ただし、今回行ったルートである、基隆をベースとするプラン
で行くには、基隆に詳しい地球の歩き方がベスト。


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【2.宿泊・航空券】

・宿
現地で合流した知り合いに教えてもらい、基隆のE-coast star hotelを予約。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g317130-d4696815-Reviews-E_Coast_Star_Hotel-Keelung.html



アジア圏で良くある、昔のラブホテル(モーテル)を改装した
小さめのホテル。そういう所の特長として、部屋に窓はない。

部屋は清潔で、小さすぎることもなくOK。
シャワーも快適で、朝食もパンや粥など一通り出た。

これでBooking.comだったかで、1泊4-5000円くらいだった。
基隆の夜市にも近く、コストパフォーマンスが良く、おすすめ。




十分に泊まることを考えている人は、樓仔厝という民宿がおすすめ。

駅のすぐ横で、打ち上げ会場からも歩いて10分程度。


https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1432365-d2245115-Reviews-Louachu-Xinbei.html



http://louachu.okgo.tw/


自身は泊まってないが、知り合いが泊まったので
部屋に入れてもらったが、伝統的で、きれいな感じでした。

ランタン祭の時期は、価格が高騰して、
普段は1泊5000円くらいからのところ、1万5000円くらいからになる様子。

予約時は、各種旅行サイトでは扱ってないので、
上記HPから宿に直接メールを送ってやり取りをするとのこと。

部屋の向きが良ければ、夜、ランタンが上がっているところが見えます。

ただ、オーナーの趣味らしいが、
庭のドラえもんとか変な置物の趣味が悪すぎるのがタマに傷。



・飛行機(往・復)
行きは、エアチャイナ。帰りはピーチ。
ピーチの桃園→羽田便は、夜中12時台発で、翌朝4時半につく。

僕は、ランタンを18:15からの1発だけ上げて、
ダッシュで空港に向かい、そのまま飛行機に乗って帰国しました。



ちなみに、羽田到着後はまだ始発電車が動いてないので、
しばし待つ必要があり。

それか、現地で知り合った夫婦は、
翌早朝5時か7時かの飛行機で帰るので、その日は最後まで居てから
寝ずに帰国と言ってました。

本当なら、その夜も一泊して翌日ゆっくり帰るのが良いけど、
時間に余裕がない良い子のみんなは、そういう強行軍でも良いかと。


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【3.入出国・ビザ】

特筆事項なし

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【4.国内移動】


都市間移動は、バスが便利。
電車は時間がかかるし本数がないです。

ちなみに、旅程は以下の通り。

[1日目]
松山空港→台北→九份→基隆

[2日目]
基隆→瑞芳→十分→平渓→十分→台北→桃園空港


・空港から九份

松山空港からの場合は、地下鉄で忠考復興駅まで行き、
忠考復興駅で九份行のバスに乗り換える。

バス停は太平洋SOGOの北側の復興南路1段沿い。
バス停が忠考東路沿いにあるという情報もあったが。
松山はおろか、桃園の場合も、台北経由のルートが良い。
忠考復興行きのリムジンバスに乗って、乗り換えて。



・タクシー
街中の交通手段は、ほぼタクシーしかないのでは。
バス走ってるけど、不便そうだしわかんない。

タクシーが便利。ただしタクシーは乗合が多い。
とりあえずお客さんがすでに乗ってても、
手を挙げて止めて、行先を告げてみると、OK/NGかを言ってくれます。

乗合なので安く、市内短距離なら一回のったら、10元くらいから。


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【5.基隆】


見どころがあまりない町(と言っては失礼なんですが)
なんといっても夜市が有名です。


有名なのは、サンドイッチ、カキ、あたり。
サンドイッチは有名なお店があって、營養三明治といいます。

夜市歩いてたら並んでるのでわかるかと。
あと、火腿蛋三明治のトーストもうまかったです。

夜市ガイドのページ

http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/201306/index.php



あと、漁港がある町なんで、海鮮はウマイです。




お土産は、絶対に、リーコさんのパイナップルケーキ。
必須です。
これ買わないと来た意味がないです。

数あるパイナップルケーキの中でも、ウマイ。
濃厚だけどあっさりもしてて、しっとりしてるけどさっくりもしてる。

李鵠餅店

http://www.taipeinavi.com/shop/190/




あと、バスで小一時間郊外に行くと
野柳国立公園という、奇岩がいろいろあって
地球ではなくどこか他の惑星なのではと思うような
不思議な場所があります。



別の機会に、だいぶ前に行ったので、行き方忘れました。
バスでひたすら行ったような気がします。



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【6.十分(ランタン祭)】


【入場券~打ち上げのコツまでいろいろ】
ランタンを打ち上げるためには入場券が必要です。(無料)

ランタン会場すぐ近くのテントで10時30分前後から、入場券配布です。
行ったらみんな並んでるのでわかるかと。
8時半くらいに行ったらすでに100人くらいはいました。

2016年は月曜だったので、まだ少なかったかもしれませんが、
2017年は週末なので、激混みが予想されるので、
もう少し早くに行った方が良いかもしれません。




全部で8回打ち上げる会があって、1回200個(=入場券200枚)って言ってました。

並ぶときは、
18時すぎから19時くらいまでの前半4回と
19時から20時すぎくらいまでの後半4回とで、並ぶラインが違います。

なので、自分が何時に上げたいかは決めていった方が良いです。
朝早く並ぶ人は、早く上げて早く帰りたい人なので、前半の方が人気です。

前半4回か後半4回のどちらかで、自分の好きな回を1枚もらえます。
もちろん1回目とかは人気ですぐ無くなるので、

1回目取りたいとか、色々選びたいという人は、早目に行くのが吉。
また、早い時間の券を確実に取りたい人は、
台北からのバスは、早くても10時着のが最初なので、バスで来ると遅いです。
早朝の電車で来るか、基隆から来るかしかないです。
(タクシー等一般車両は乗り入れ禁止です)

基隆からくると、普通に朝起きてきても全然間に合います。
なので、前日は基隆泊が絶対におすすめです。

基隆からはタクシーかバスで瑞芳まで行って、
そこから平渓線でのんびり来るのがおすすめです。



チケットの話に戻ると、
1人あたり1枚(打ち上げ1回)もらえて、1枚で4人まで。
ランタンは、結構大きい(1m x 1m x 2mくらい)なので
基本的に4人組であげるためです。

複数人で行った人は、全員で並んで、1人ずつ別々回を取ると
何回も上げられます。



4人で行って4枚別々の入場券を取り4回上げるのがベストですが、
1-3人で行く人もそこら中に日本人がいるので、
4人以上でパーティを組むのがおすすめです。

別々の回の入場券を持っている人を探して一緒に上げると
最大4回上げられます。

2人で行った人は、別の2人組を探す。
1人で行くツワモノは、3人組または1人+2人組を募る。

おそらくなんですが、大学生の休み期間or卒業旅行シーズンなためか、
日本の大学生がめちゃおおかったです。
彼ら彼女らをナンパしてください。

僕は1人でいったものの、もともとの知り合い2人と現地で集合して、
かつその場で知り合った2人組とタッグを組んだので、
5人で計5回の券をもってました。
僕は初回で帰りましたが、残りの4人は、上げまくったと言ってました。

あと、チケットをゲットした後は、夜までヒマなので、
僕は平渓線をのんびり行き来してました。平渓駅はのんびりとしていい感じでした。
現地で知り合った人は、九份まで日帰りしたといってました。

平渓駅周辺



ちなみに、各回では、次の回の集合時間が前の回の打ち上げ時間より前ですが、
連続して取ってたとしても、
前の回が終わってすぐ次の回の集合場所にいけば大丈夫です。

たとえば1回目は打ち上げが18:15で、2回目の集合時間が17:45打ち上げが18:45。
1回目を18:15に打ち上げた後すぐに2回目に合流して18:45に打ち上げ可能。


打ち上げは、複数回やるのがおすすめです。
打ち上げる瞬間は本当に一瞬で、打ち上げた瞬間の5-10秒がすごくきれい。

暗い空の中に、200個の灯りがいっせいに
ゆっくり「もわーっ」と上がっていく光景は、なんとも幻想的。



写真やビデオを撮っていると肉眼で見れないし、
肉眼でぼーっと見とれていると写真やビデオを撮れない。
あと、いかんせん一瞬の出来事なので、
写真やビデオがぶれたりしてうまく撮れない場合が多い。

1回だけだと、不完全燃焼の場合が多いと思います。

なので、複数人でタッグを組んで、複数回入って、
この回は肉眼で、この回は写真撮影用、この回は予備、などといった感じで
各回の目的を決めてから臨んだ方が良いです。




【帰り(当日中に台北へ帰る場合)】
祭りの日のうちに台北に帰る人は、
動物園までのバス(無料)が、激混みすることを覚悟。
ピーク時は、バスに乗るのに2時間まちとからしい。

どうしても混雑が嫌な人は、
朝イチで並んで、1回目の打ち上げ券を取って、
1回目打ち上げたらすぐ帰るとまだまし。

バスは、座る人の列と立ち乗りの人の列の2通りあります。
座る列はすんごい並んでる。
対して立ち乗りはそこまででもない。

僕は1回目打ち上げてすぐ、急ぎ足でバスに向かいました。
その時はすでに座り用は100mくらいならんでましたが、
立ち乗り用はすぐ乗れました。

早く帰りたい人は立ち乗り用で。

ただ、山道を30-40分です。
立っててもそんなに辛くなかったので、
立ち乗りに並び早く帰るのがよいかと。

あと、座ってる人が結構途中で降りてくので、
席が空けばすわってよいかと。僕も途中から座ってました。

なので断然立ち乗りをおすすめします。




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【7.食事】


十分には食べるところ(まともなメシ屋)があまりない。
上記の樓仔厝なんかの宿のレストランであれば、
比較的まともなメシが食べられます。

祭の日も、ローカルな食堂に入れない&
あまりに客引きが顕著な店には入りたくない路頭に迷った日本人が
大勢、宿のレストランでメシ食べてました。


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3.11.2015

イスラエル・パレスチナ(エルサレム・ベツレヘム・ヘブロン)


たびログ: ☆☆☆☆ 4.0

都市: エルサレム、ベツレヘム、ヘブロン
期間: 2014年12月25日~30日
目的: 世界を知る上では、欠かせない土地

総括: 宗教版ディズニーランド












【1.事前準備・情報収集】


いつかどこかで見た

「エルサレムを歩くことは、世界を歩くこと」

というフレーズが、ずっと頭に残っていました。



ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という
世界の実権を握る3つの宗教の聖地である土地。

世界を知る上では、欠かせない土地。
知っておかなけばとはずっと思っていました。


行ってみると、
そこは確かに、聖地であり、
文化・宗教の混在する土地であり、
また長年の歴史と共に各々ゆずれない理由がある土地、でした。



エルサレム ユダヤ教の聖地 嘆きの壁







エルサレム キリスト教聖地・聖墳墓教会




また、最近、偶然に
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を読み、
ユダヤ教に関し興味を深めていたばっかりだったので。




※Wiki参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%81%AB%E5%91%8A%E3%81%90

あんましイスラエルとは関係ないですが、
行く前に読んでおくと良いかもしれませんね。



・現地事情
ガザの空爆や、ときどき起こるテロなど、
危険なイメージが付きまとう地域。

また、2015年1月に明るみになった、日本人人質事件。

後藤さん湯川さんという2人の日本人が
イスラム過激派のイスラム国(ISIS)に拘束され、
身代金や死刑囚との人身交換を要求された事件。

その発端になった、安部総理の200億円の人道支援宣言。
それが発せられたのがイスラエルでした。


そんなこんなで、世界の問題と諸悪の中核を担う地域。

イメージは悪く危険な感じですが、
旅行する上での治安自体は悪くなく、
街中を徘徊しているイスラエル軍の監視下にあるためか、
むしろ安全に旅行が出来ます。

ちなみに、2014年12月時点での外務省の渡航危険度は
インドネシア・バリとかと同じでした。

意外かもしれませんね。









・ガイドブック
地球の歩き方は、個人的には非常に完成度が高いと思う。
良く調べてあります。



数ある地球の歩き方の国々の中でも、
イスラエル版は、歴史・宗教に関して、
うがった見方をするでもなく幅広に深めに解説しており、
非常に助かった。

オススメです。




ただ、ヘブロンは未記載だったので、
欲を言えば、パレスチナエリアをもっと充実させてほしい
ということもあるが、ニーズもあると思うのでそこは仕方なしか。


Lonely Planetも、ちらっと見たが、かなり詳しかった。
やはり欧米人の、キリスト教・ユダヤ教の聖地巡礼など
の際にニーズがあるので解説もあるのではと。

ただし、ただでさえ小難しい歴史・宗教の話を
写真なしで、英語で、文字で読み理解するのは、
非常に疲れる。

なので、地球の歩き方で十分です。




エルサレム キリスト教聖地・聖墳墓教会





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【2.宿泊・航空券】

・宿
エルサレムではNational Hotelにした。
Tripadvisorで、値段の割には評価が高かった。

http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g293983-d558165-Reviews-National_Hotel_Jerusalem-Jerusalem_Jerusalem_District.html

エルサレムは宿泊費が非常に高い。
1泊数万円というのは、結構当たり前。

そんな中でNational Hotelは、1泊11000円。
朝食付き。
まずまず種類も豊富でまずまず美味しかった。

アメリカンな、パンとハム、エッグ、チーズなんかの
基本装備と、アラブ料理っぽいものもいくつかあった。
あとはフルーツとかも充実。

シャバット(安息日)でも、普通に朝から
スタッフは働いていて、朝食も食べれました。

あの憎きシャバットエレベータもなし。
(体験できなかったのは少し残念でしたが)

オススメです。



イエスの墓







・飛行機(往・復)
行ったのは、トルコ航空のイスタンブール経由。
夜中飛んで、早朝にイスタンブール到着、
午前の便で乗り継いで昼前後にテルアビブ着。

このルートは便利。
休みの前夜のフライトで日本を出るので、
休み期間中の、初日の昼にはイスラエル到着できるから。

同様に、中東方面に夜行便が出てる
カタール航空、エミレーツ航空あたりも狙い目と思います。

あとは、実は意外と
韓国から、大韓航空がテルアビブまで直行便を出してます。

ただ、これは昼間便で夜にテルアビブに到着するので
飛行機の時間は短いけど、休みの初日をロスするので
あまりオススメしない。

ヨーロッパ方面乗継も、値段が無駄に高くなるので却下。

帰りはエジプトからアブダビに抜けたので不明。










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【3.入出国・ビザ】

・ビザ
不要。


・入出国

[入国]
長年、イスラエルの入出国は、
世のバックパッカーが最も恐れている瞬間でした。

恐怖のスタンプ。

中東方面を旅している人なら必ず知っている
イスラエルのスタンプ問題。

イスラエルのスタンプを押されると
他の(敵対する)アラブ諸国に行けなくなるので、
パスポートにスタンプを押されないようにする必要がある。

「ノー・スタンプ・プリーズ」と言って
別紙に押してもらうようにする。

でも、そう言っても問答無用で押された、などの
被害者も出たりして、、



2014年12月。
何も言わなくても、別紙の入出国カードを貰えます。

こんな感じ。


イスラエル 入出国カード






入国後すぐに回収されるという情報もありましたが、
回収もされませんので、記念に取っておけます。

僕は、記念に、
パスポートにホッチキスどめしました。




[出国]
これは、もう大変。
スタンプの恐怖なき今では、入国より大変。

※有名ですが、バックパッカーの場合、
間違いなく時間がかかるので、
少なくとも3時間前には空港に着いておくこと。


一人旅の、バックパッカー的な身なりの人だと、
確実に大変です。

(これがツアーや、
老夫婦の小ぎれいな身だしなみの場合は、
通常の出国と同様みたいです)


Step1まず、空港に入る時から。
玄関の前で、尋問。

呼び止められ、
「どこから来た、どこへ行く、何日間滞在したか、
どこ旅行したか、武器持ってないか、等々」
そして、玄関の前で荷物を開けられました。
所要時間5分

身なりだけで判断している模様です。
だって、僕だけ止められてたので。

おかしいじゃん、他の人入れてるじゃん
と不満タラタラ言っても容赦なし。

でも、ここは、序の口。



エルサレム ミアシェアリーム ユダヤ人の子供






Step2
その後、チェックインするために
航空会社のカウンターに向かう前に、
第二のチェックポイント。

ここが勝負の分かれ目です。

上記同様の質問に加え、
「現地で友達は居るか、何かもらったか、等々」

3~4人が入れ替わり立ち代わり、
同じ質問を延々としてきます。

僕の場合は、完全にナメてて
「現地で友達は居るか」という質問に、
「この世界、みんな友達だよ。基本だよ?」とか

「何かもらったか」という質問には、
「信じる心と優しさを貰ったぜ!マジ感謝」とか

ふざけてたら、
「おもっきりアウトー!」
でしたね。

ぜんぜん笑ってくれませんでした。

色んなスタッフが質問してきて、
最後はマネージャーみたいな年増なおばちゃんが出てきました。

そして、パスポートとバッグに
黄色いバーコードを貼られておしまい。

これ、最後通牒です。


このチェックを受けるために長い列が出来てて
20分くらい並ぶことも含め、
ここまでで、空港到着後、すでに1時間半。

僕の場合は、まだそれでもマシな方らしく、
最悪の場合、別室(取り調べ室)行きらしいです。



それが済むと、ようやくチェックイン。

チェックイン自体はもちろん何事もなくできます。

カウンターの前で、そんな押し問答がある訳だから
カウンターのスタッフも、当然僕が引っかかったのを知ってる。

「大変だねー」とか言ってくれましたが、

「めちゃ疲れたからアップグレードしてよ」と言ったら
「そんなことすると、乗客の半分ぐらいビジネスクラスだよ」
と言われ、拒否されました。



エルサレム 旧市街 ユダヤ人地区






そして、最終関門、Step3
いよいよセキュリティチェック&出国。

ここが運命の分かれ目。
セキュリティチェックの入口は、みんな同じです。


でも、先ほどの尋問時に貼られたバーコードの種類により
振り分けられます。

セキュリティチェックのガラス張りの通路の
真ん中を進めると、通常(人間)レーン。

両サイドに並ばされると、そこは尋問(犯罪者)レーン。
天国と地獄。生か死かの分かれ道。

パスポートに張られたのが黄色のバーコードだと、
それは、地獄行きのチケット。

長い間待たされ、
荷物は全て隈なく開けられ、出されて並ぶ。
パンツとか普段、派手なものを履いてたら大変です。

ここには男女関係なし。
女性バックパッカーも並んでいたのですが、
おもっきり中身オープンされていました。


一つ一つの持ち物を、
麻薬もしくは火薬かなんかの反応が出ないかや、
電子機器をかなり細かく調べていたり(充電器ですら)

同じタイミングで並んでいた人の中には、
パソコンの中のデータを確認されていた人も居ました。


だた、懸念していた、カメラの中身(写真)は確認されず。
パレスチナ、しかもヘブロンというSensitiveな場所に
行っていて、兵士の写真とかもあったので、
もし見つかるとヤバイなと。

運が良かっただけかもしれませんが、
そこまで心配しすぎる必要もないのかもしれません。

この作業、一人一人非常に時間がかかるので、約30分。


この後の出国審査は、
拍子抜けするくらい、すぐ終わりました。


計、2時間ちょっと。
やはり出発3時間前には、空港についていた方がよさそうです。




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【4.国内移動手段】

小さい国なので、都市間は、主な手段はバスかシェルート。

電車も走ってますが、
テルアビブといくつかの都市を結ぶだけ。

バスは、エゲッドバスというユダヤ人用のバスと
アラブバスというその名の通りアラブ人向けのバスが
あります。

外国人(ユダヤ・イスラム以外の人)は、
もちろん両方乗れるんですが、両方ある場合、
極力アラブバスに乗るべき。

エゲッドバスは、ユダヤ人向けのため、
ちょくちょくテロの標的になるので。

テロを起こすのは大概、
パレスチナ・イスラム勢力なので。
(マイノリティ・虐げられているので、そういう構図です)




[ベングリオン空港→エルサレム]

テルアビブの空港からエルサレムは、
シェルートという乗合のミニバンみたいなものが便利。

エルサレム行は
空港の玄関を出て右に行ったところに停まってました。

値段は、忘れました。。100ILS前後だったかな。

今思うと高い。
値段は思い出せないが、後で考えると高かったという記憶があります。
でも小一時間で着いたので早かったです。









[エルサレム→ベツレヘム]

アラブ・バスターミナルからベツレヘム行きの
アラブバスに乗る。

ダマスカス門付近にバスターミナルっぽいのが
2つあるっぽいけど、

アラブバスターミナルってのは、
ダマスカス門を背にして左斜め前にあるもの。
比較的、綺麗なバスが止まっているあたりです。
(もう一つのは、ダマスカス門の右前で古いバス)

じゃっかん迷ったので、念のため備忘。

バスの路線番号が、地球の歩き方に書いてあるし
説明しているブログなどもあるけど、
いずれも正しくなかった。

ちゃんとバスターミナルで、
「ベツレヘム行きのバスはどれか」と聞いて
乗った方が良い。

バスで6NIS、小一時間。


ちなみに、僕が乗ったのは確か29番。
分断壁までのやつではなくて、
ベツレヘムの中心部のデカい通り沿いまで行くやつ。


デカい道で降りたら、来た方とは逆の方に少し進み
次の信号を左に曲がって坂を500mくらいすすんだら
中心部の聖誕教会がある。

これも人に聞くのが吉。




エルサレム 岩のドーム





[ベツレヘム→ヘブロン]

エルサレムからバスで来た場合は、
降りた所周辺から、そのままヘブロン行のバスが出ます。

バスを降りると
タクシー運転手が非常に寄ってたかってきますが、無視。

ヘブロンまで安く行くと言われても乗らないように。
ヘブロン行のバスのバス停まで行くと言われても、
その場所がすでにバス停なので乗らないように。

僕ら3人は、「ヘブロン行き30NIS」で乗ったけど、
ヘブロンには行かず、街を一周したあげく
ヘブロン行のバス停の場所、すなわち元いた場所、
に戻ってきました。

そして、堂々と30NIS請求されました。
もちろん、キレてお金は払わなかったけど、


乗合バスで、6NIS。
白背景に緑色の、20人前後乗れるミニバス。

小一時間。

このバスは、かなりローカルなバスなので、
地元の(アラブ)ルールで乗りましょう。

一応男性は男性の横、女性の横には座らない。
満席の場合は仕方ないけど、席が空いたら
男性の隣に移動する。など

ちなみに、バスの前方後方席の男女区別はありません。










[エルサレム→ベングリオン空港]
新市街のセントラル・バスステーションから

チケット購入時に、
空港の近くまで行くバスと、
乗り換えてターミナルまで行くバスのチケットを
セットで貰えます。11NIS。

バス番号は、No.17だったはず。

でも、ベングリオンは経由地で
目立った表記が無いので、どこのゲートに行けばよいか分かりにくい。

少なくとも2人以上に、
ベングリオンはどこだ、いくのか、と
聞いた方が良いです。
(一人に聞いてもその人は分からなかった)

乗る際に運転手に見せても、運転手が
「これは次のバスに乗る時に使うから持っとけ」
とかなんとか言ってくれます。

降りるときは、
ベングリオンとアナウンスが有るので、
良く聞いてみて下さい。


目印は、高速道路を下りる時。

エルサレムを出てずっと高速道路を走るのですが
ベングリオンの手前で高速を降りて一般道に入ります。
入ったらベングリオンはもうすぐ。

降りると、何もない道路沿いのバス停です。
そこでNO.5のバスを待てと言われました。
地球の歩き方にも載ってます。

ただ、夜は注意。


バス停で一緒になったイスラエル人に言わせると、

最終のバスは21:05だそうで、
20時台は、3~40分に1本とかだそう。


結局、待ちきれず、
そこにいた3人でタクシーをシェアし、
空港まで行きました。10分。

ただ、そういう客を狙ったタクシーなので
非常に高く、40NISしました。





・エルサレム市街

旧市街は、徒歩。
旧市街→新市街などは、トラムが便利。

バスに乗る場合は、やむを得ない場合を除き、
念のため、アラブバスに乗った方が良い。(前述)




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【5.観光(エルサレム)】

エルサレムは、宗教テーマパークです。

各宗教の聖地がいっぱい。

いっぱいありすぎて、そして観光客がいっぱい過ぎて
どこ行っても順番まち。色んな所で同じ人と何回も会う。



イエスが処刑された聖墳墓教会


とか


ユダヤ教の聖地 嘆きの壁


とか


イスラム教の聖地、神殿の丘&岩のドーム


とか、
最後の晩餐の場所、マリア永眠教会、鶏鳴教会、
とかとか

そこらへん定番の観光地は、
地球の歩き方先生が詳しいので、委ねます。



ここでは、
僕が行った、ちょっとマイナーな場所を紹介。






ミア・シェアリーム
ユダヤ教の超正統派が多く住むエリア
ここはエルサレムの中でも、やっぱり異色の街です


超正統派とは、ハレーディーと言われ
黒い服に黒い帽子、ひげともみあげを伸ばして
いる人たちの事を言います。


エルサレム ユダヤ教の聖地 嘆きの壁


イスラエル全人口の10%。

ユダヤ教の中でも、
多数を占める世俗派、伝統派に比べマイノリティです。

*意外にも、イスラエル内で大多数を占めるのは、
ユダヤ教を心の底から信じてない(けど神は信じる)
人たちなんですよね。


キッパという円形の帽子をかぶっている
ユルい系ユダヤ教の人たちですら、
最も多い派閥ではないんですよね。


その超正統派、ユダヤの教え(旧約聖書)を
かたくなに守る人だそうですが、

意外にも、イスラエルにおけるその歴史は浅く
第二次世界大戦後、
イスラエル建国に合わせて東ヨーロッパから
落ち延びてきた人達だそうです。







そもそもユダヤ教に正統もなにもないのに、
勝手に正統ですって名乗ってます。

彼らの祖先は、ユダヤ教ができて大分経って
改宗した人達ですしね。


格好についても、ユダヤ教の伝統的な恰好
という訳ではない模様。

確かに、もみあげについては、
旧約聖書には「もみあげは切るな」とありますが、

超正統派の多くの人のように
「もみあげを三つ編みにしたりカールにしたりしろ」
とは書いてないです。

そこら辺は、超正統派なりのオシャレなんでしょうか。
超正統派としての自負なんでしょうか。


ちなみに、超正統派の人たちは、
ほとんどの税金が免除。
仕事しなくても、国からお金貰えます。

さらには、最近まで兵役も免除(拒否)でした
(2014年に兵役へ参加することが決まりましたが)

と、超正統派についての批判じみた話
になってしまいましたが、

ミア・シェアリーム、ここは面白いです。




ハリーポッターの世界



街中、みんな黒ずくめでハリー・ポッターの世界みたい。
売っている服や靴も全部黒。



違いの分からない靴屋で、悩む黒いおじさん






干してある洗濯物も、黒。

違いの分からない、洗濯物



黒ずくめの世界です。
ある意味、イスラエルの中で、どこよりも異界。







主の泣かれた教会
オリーブ山中腹。

万国民の教会から左斜め先方向に進み、
ユダヤ人墓地の横を登ってくると左手にある教会。

ここの庭先に腰掛け、見る神殿の丘は良い。

オリーブ山頂上から見るより、
岩のドームが近いので迫力がある。

また、教会内部のステンドグラス越しに見る
岩のドームもまたオツ。



エルサレム 岩のドームを、主の泣かれた教会より



夕暮れ時がオススメ。






神殿の丘 霊のドーム 
神殿の丘の、岩のドームの奥。

丘の北西部分、ダマスカス門側の端あたりに
ポツンと立つ、小さめの廟があります。



霊のドーム



その廟の下に、
そこだけ周りの石畳と違う雰囲気で、
岩が埋まっています。

これはこの神殿の丘の床岩そのものだそう。


一説には、ここが
ムハンマドが夜の旅(イスラー)にお出かけした
本当の場所、だと言われています。
(一般には岩のドーム内の岩がそう)



岩のドーム




理由は、ちょうど黄金門から一直線上にあるから。


ただ、今の黄金門は
昔のモノとは異なり、
後世に(といってもだいぶ昔ですが)作られたものなので、

一直線理論の真偽はあやしい、らしいです。





黄金門






とはいえ、ここだけ床岩がむき出しになっているのは
何か理由があると、考えずにはいられないです。

それもまた歴史の楽しさでしょうか。




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【6.観光(ベツレヘム・ヘブロン)】

・ベツレヘム

イエスが生まれたという聖誕教会が、見どころ。
ベタ過ぎる。でも、やっぱり、外せない。



聖誕教会 




聖誕教会 イエスが産まれた詳細ポイント




ちなみに、
ここのマリア像は綺麗ということで有名
(実際綺麗だった)なので、
是非探してみて下さい。

*あまり人が行かない(目立たない)所にあります。




聖誕教会 マリア像




ちなみに、聖誕教会の前の広場を挟んで向かい側、

一本入った所に
かの有名なスター&バックスがあります。






もちろん、にせものです。

高いので、自己責任で。笑




あとは、なんといっても見ものは分断壁。


分断壁 村上春樹を追記しました

差別の具現化としては、
非常に印象的なものです。

作家村上春樹が、エルサレム賞を受賞した際の
スピーチ「壁と卵」の英語版タイトル、
「Always on the side of the egg」

を、平和を願う旅人として、日本人として、
追記しました。

汚い字で、すみません。
見つけた方は、もっと綺麗な字で書き直してあげて下さい。




あと、タクシーの運転手に
行きたいと言ったら、みんな知ってて
連れてってくれるバンクシーの絵巡り。

バンクシーという名前の
イギリスの覆面アーティストが
分断壁やその周辺に描いた絵を、何カ所か回る。

だいたい30INRくらい。



バンクシーの絵


見たかった絵(かべの向こうにビーチがある絵)が、
すでに消されたということで
ショックであまり興味がなかったのですが、
せっかくなのでということで行きました。


ちなみに、少女が風船にぶらさがっている絵は
ベツレヘムのものは偽物です。
本物は違う場所にあります。








・ヘブロン
地球の歩き方には載らない場所。








でも、機会があればゼヒ。
イスラエル・パレスチナで一番良かった。


自身、当初行くつもりはなかったのですが、
エルサレムで仲良くなった老夫婦が行くという事で
ついて行きました。

前述のとおり、ベツレヘムからバスで1時間。
後で地図で確認すると、ここらへんらしい。







ダビデ王が、
その王国の最初の首都とした土地。


ここは、パレスチナとイスラエルの対立最前線。


アラブ人によるユダヤ人の虐殺、
ユダヤ人によるアラブ人の虐殺、が各々起こった土地。

近年も断続的にそういった衝突が起こっており、
犠牲になる人、多数。


16万人のアラブ人に対し、
500人のユダヤ人が入植してきて、

さらにそのユダヤ人を守るため(という名目で)
5000人のイスラエル兵が居る土地。



ヘブロン Policeとあるが、完全に軍




ヘブロンは、市のH1とH2という地域に分かれます。

*参考にさせてもらったページ
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine-report/2009/09/000382.html



そのH2、街の20%しかないのですが、
そこはイスラエルが支配する土地。
旧市街の一部もそこに入ります。

入植者が住むのはヘブロンの3%
それを守るために、取り囲む20%の土地が必要
とのこと。

なので、街中にはイスラエル兵が闊歩しています。



ヘブロン 街中




あと、建物の屋上、街のあらゆるところに、
住民を監視している兵士が居ます。

ここヘブロンの兵士は、実弾を装填した銃をもってます。
エルサレムの兵士は、未装填でしたので、
いかにヘブロンが緊迫した状況下かってのが、わかります。


もちろん我々も監視されていますので、
変な事はしないように。


一度、イスラエル兵が通り過ぎた後、
パレスチナ人の少年がイスラエル兵に向けて舌を出してたので、

僕も便乗して舌を出したら、
非常に視線を感じて振り返ると、
横の建物の屋上から、兵士にがっつり睨まれてました。

おーこわい。

将来を担う子供にたいしては、
やめてほしいな、と思います。







市街地からアブラハム・モスクに向かう際にある
アラブ人街(旧市街)のスークの上に張られている
ゴミよけのネットと、

モスクの半分がユダヤ、半分がイスラムの
アブラハム・モスクは必見。


旧市街の近くの高層階には
ユダヤ人が住んでいるらしく、そしてそのユダヤ人が
スークに向けてゴミを捨てる(投げ入れる)ので
スークの上にはゴミよけのネットが張られています。

もちろん、そこには大量のごみ。



ヘブロン スーク上のごみ




アブラハム・モスクは
ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の祖先である
アブラハムさんのお墓があるモスク。



アブラハム・モスク イスラム側




なので3つの宗教にとっての聖地です。

でも、そこはずっと昔からイスラム教のモスクだったところ。
そこにイスラエル軍が攻め入り、半分奪っちゃったみたいです。

イスラエル側の理由としては、
イスラムの汚れから解放した云々、と言っていました。

ユダヤ側からの入場時に、
理由を正当化したパンフレット(日本語版)を貰えます。


両方にとって、譲れない場所。
正しいかは置いといて、双方にとっての理由がある場所。

今では、真ん中で分断され、入口すら違います。

もちろん、
ユダヤ教はユダヤ側、イスラム教はイスラム側しか入れません。

我々日本人は、完全に第三者なので両方入れます。

ここらへん、「やっぱ日本人でよかったわー」
「仏教は平和だぜー」と思う瞬間でもあります。
(こんな軽い気持ちで居るからダメなんでしょうね)


アブラハム・モスクに行くには
ベツレヘムから来たバスを降りたところから
20分くらい。ひたすら直進。


心配な人は、街の人に、
「アブラハムモスクどこ?」と聞きまくって
確認しながら進むべし。

町の人、みんな、絶対に知ってます。
そしてここのアラブ人(パレスチナ人)は
非常に親切でふれんどりーなんで、
みんな笑顔で教えてくれます。



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【7.食事・酒】

・食事

ちなみに、シュワルマ屋ですら、
ユダヤ人用(ユダヤ人が経営)とアラブ人用があります。
値段はアラブ人用の方が安い。

ダマスカス門、アラブ・バスターミナルの近くの
アル・アイードに入り浸ってました。

シュワルマで22NIS






後でよくよく見たら
地球の歩き方に載っていた。

味は普通においしい。

酒は、主にアラブ人エリアをブラついてたので
飲まなかった。


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【8.夜遊び】

・夜遊び・風俗
テルアビブにはあるらしい

けど、イスラエル人は居ない。
インド・パキスタン人、とかアフリカ系らしい。

テルアビブには寄らなかったのでNo chance


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