8.04.2013

イエメン(サナア)


たびログ: ☆☆☆☆ 4.3

都市: サナア
期間: 2013年4月27日~29日
目的: 不思議の国に迷いに行く

総括: バックパッカーのバイブル、雑誌「旅行人」の「行って良かった国」アンケートでダントツ1位に挙げる国は、本当に行ってよかった。



サナア旧市街 






【1.事前準備・情報収集】

・ガイドブック
地球の歩き方は、役に立ちません。

そもそも「ドバイとアラビア半島の国々」という、イエメンからピントがずれた本しかなく、それの最後にちょっと(2012年度版で10頁くらい?)載ってるのみです。
しかもイエメンのページだけ、カラーではないという扱い。

そして、情勢が悪化した2011年以降
更新がされていないという内容。

なので、情報は古いです。
「古い情報です」と但し書きが付いてる。
(おい、地球の歩き方、職務放棄ではないか。そんなんで金儲けして良いのか?)

載ってるホテルは潰れてるものがかなりあります。
まぁ、とはいえ他に情報もないので、一応買っておく。


サナア旧市街(結婚式がある日は、旧市街の一帯がライトアップされます)




・現地事情
危険な国。
そういうイメージは、行きたいなと思い調べるまで正直知らなかった。

外務省の海外安全ホームページで
イエメン全土「退避を勧告します。渡航は延期してください。」とあります。

※海外安全ホームページ参照

退避勧告、これは、危険度の最高レベル。
大使館員も国外退避(国の中に日本人が居てはいけない)レベルです。
※2013年5月現在、在イエメン日本大使館は業務を再開しています。

世界中の国を見ても、そんな国はあまりなく。アフガニスタンと同レベルです。

イエメンより危ない扱いの国は2013年5月現在シリアくらい。
そんな、戦争中の2国と双肩を並べる国、イエメン。

(そんな国にも、行けると言えば行けます。もし事件に巻き込まれれば、国を挙げて税金をふんだんに使って自衛隊投入的な話になってしまいますが)


サナア旧市街、平和な街中




でも、イエメンは戦争中ってわけではないです。
でも、そこまで危険扱いされている理由は、なんでも、アル・カイーダ(AQAP)の本拠地だということで。

最初はイエメン国内をぶらぶら回る予定だったのですが
そういう情勢下、さすがに地方巡業はやめた方がよさそうという判断で泣く泣く、首都サナアだけにしました。

ほんとは、
砂漠の摩天楼・ハドラマウトのシバーム
※砂漠の摩天楼シバームについて

インド洋のガラパゴス・ソコトラ島も行きたかったのですが


でも、この国、首都サナアだけでも十分に楽しめる。
サナアもすごいのです。


サナア旧市街 シャレオツな綺麗な家並み




行くうえで、非常に参考になったページを勝手に紹介。
サナア旧市街について
サナア旧市街について2

どんな感じの首都かというと「サナア」とgoogle画像検索してみれば一目瞭然かと。
検索結果のそこには、おとぎの国が広がります。

そして、現地に行って見ると、検索結果通りの光景が広がるのです。




サナア旧市街 





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【2.宿泊・航空券】

・宿
高級なホテルはありません。
欧米系のホテルもありません。
いずれも、作ってもつぶされるんでしょうね。


メルキュール、ムーベンピックあたりはあるっぽい。
シェラトンも昔あったそうですが、2013年5月現在はありません。
Trip Advisorとかで、まだランクインしてきますが、無いです。

その他、安いホテルでも無いものが多いです。

実際、色々調べて、地球の歩き方にも載ってる
サナア旧市街が見渡せるTaj Talha Hotel(タージ・タルハ)にアタリを付けて行き
現地で訪問してみたのですが、2013年5月現在つぶれてました。

※サナア旧市街のホテルについて
勝手にリンク、ありがとう

ほんと、地球の歩き方に載っているホテルの半分くらいは現在無いのでは。
(地球の歩き方よ、仕事しろ仕事を)


結局、タージタルハの向かい(近く)にあった
Dawood Hotel(ダーウッド)にしました。

※トリップアドバイザーでのダーウッドホテル

ここは正解。
朝食付きで1泊25USDだったけな。


ダーウッドの部屋、別に1つ寝室があります





旧市街の真ん中にありブラブラ歩くには良い立地。
(バーバルヤマンからは5分くらい)
地元の人に聞いても、結構大概の人が知ってましたし。
(旧市街、迷ったら連れてってもらうと良いかも)

部屋はまずまず綺麗で、昔からの住居そのもの。
朝メシが、大量に出て美味しかった。
パンと、サルタ(豆をペースト状にして石焼鍋で煮込んだもの)と、その他もろもろ

スタッフも、英語が喋れるフロントのアフリカ系のにーちゃんとか、朝食作り担当のおじーちゃんが陽気で親切で、楽しかった。

ただ、唯一残念だったのが、シャワーのお湯が、ちょろちょろしか出なかったこと。
ちょろちょろのお湯と大量の水で、泣きながら体を洗いました。
ホテル全体ではなく部屋の問題かも。


サナアに行くなら、ぜひとも旧市街の、屋上が付いている宿にしてください。
屋上から見渡せる旧市街は、すばらしいの一言。
この光景を見るためだけに、はるばる日本から来たと言っても過言ではないです。


サナア旧市街朝焼け




サナア旧市街 日の出前




この光景が大好きすぎて、毎朝夕に、屋上へ上り、ひたすら街を眺めてました。

朝焼けは5時前後。山あいから上る朝日のまぶしさと
朝日に照らされてオレンジ色に染まる、おとぎの国の美しさ。
朝はかなり冷え込みますが、早起きは三文ならぬ300リアルの徳。




サナア旧市街 朝焼け




夕暮れ以降のマジックアワーも最高に綺麗。
白熱灯に照らされオレンジ色が染み込む街と、空の深蒼のコラボ。
すばらしきアラビアンナイト。


サナア旧市街 夜景


そんな光景を見れるのであれば、
旧市街の宿がいくら汚かろうと、いくらシャワーのお湯が出なかろうと全然OK、あまりある1泊の料金です。


サナア旧市街 夕暮れ時、不思議な色合い






・飛行機(往・復)

直行便はもちろんありません。
中東の大都市、ドバイかカタールあたり経由がメジャーどころかと。

カタール航空で行ったので、カタール・ドーハ経由にしました。


ドーハ市街



連休の前夜金曜深夜に日本を出て、連休初日土曜の朝にはカタール到着。
その日の昼前まで空港で待って、その日の昼過ぎにはサナア到着。
なんとスムーズな。お勧めです。

経由地のドーハでは、ビザも持ってるし特に問題なく、サクッとチケット発券してくれました。
日本からイエメンに行くとなると結構な緊張感を持ってく感じかと思いますが
中東圏内では、イエメン行きとか、特に普通なのでは。

一緒に乗った人も、男女問わずそこら辺のにーちゃんねーちゃんと変わらん感じ。(そらそーか)
よっぽどバリから東ティモールに飛んだ時の方が、国連・政府関係の人ばかりで異様な雰囲気でした。


世界の中心は、アラビアなり





出国は、サウジアラビア経由でバーレーンに抜けました。
スカイチームのエアサウディアで。
それにしても欧米系の(デルタだけかな?)エアライン、
中東をマイルで飛ぶのに一律8万マイルとかぼったくり。

マイル特典航空券で行こうと思ったけど、さすがにアホらしすぎる。

たかだか1時間半×2のフライトで8万マイルとは、何を言うか。
日本からヨーロッパ往復できるじゃん。


※ちなみに、
エアサウディア利用のサウジアラビアに深夜到着、
翌日昼サウジ発バーレーンというコースをあえて取ったのは、
サウジアラビアに一時入国できるかもというガセネタをつかんだから。

サウジアラビアは入国がかなり難しい国で、
観光ビザが要るけどあんまし発行してないのです
(法外な値段の団体ツアーのみ対象)

自身、そんな腰掛数時間の滞在のために、
そんなお金を払うアラブの石油王なはずもなく
ちょいとだけ入れればと思ったのです。

ネットで調べると、
なんでもエアサウディア利用限定で、18時間以内のトランジットであれば
特別に一時入国ができるらしいとのこと。

2013年5月現在、結果、全くできませんでした。
ジェッダだからかな。リヤドとかであればできるのかな。
VISAがないぞコラ!って普通に入国審査で追い返されました。


それでも、自身諦めずに突撃!
この審査場を越えると、夢の土地サウジ。いざゆかん!

深夜のジェッダ空港は大混雑。
世界中のイスラム教国からメッカ巡礼に来た団体なのか、
ふつうにNPO系の団体なのか、
インドネシア・マレーシア系の人がざっと500人くらいは居ました。

彼らは列をなすということを知らないのか、
そして入国審査を抜けても結局団体行動だから待たされる
ということまで考えてないのか

仲間より我先にと入国審査のカウンターに押しかけていて
「カウンターの手前で並んで、一人ずつカウンターへ呼ばれる」
という入国審査アルアルの光景など、どこへやら。
カウンター前の狭い通路が、ごった返してました。

そんなカオス、そんな中に紛れて、僕自身もせっかちな人の一人として
並んでるフリをしつつ、すきを見て、しれっと通過。

無事、入国。笑
案外いけるもんです。ちょろいもんです。

余裕、余裕、とターンテーブルや税関に向かうと
歩いてるだけで、空港職員から
「おーすごいね!どっから来たんだい?ジャパンか!おー!」
と大人気。

そうなんです、というのも吾輩、完全に現地民スタイル。
イエメンで、現地の人(アリとサリーム)にカンドゥーラを貰ったので、
それを着てずっと旅行してまして。

カンドゥーラとは、アラブ人が良く着てる白オバQのこと。

※ちなみに日本の自宅まで着て帰りました。
帰国時は連休の最終日、大勢の人から相当変な目で見られてました。

そんな現地民スタイルの日本人が居るもんだから
現地の人から声をかけられるかけられる。
基本的に皆陽気で気さくでイイ人。

そんな感じで人気が出過ぎてしまったためのが、あだとなりました。

「おー!アラビー!ジャパン!ブラボー!!
・・・あれ?てかお前なんで入国できてんだ?」

うっ、、、気付かれました。

そして、
「おい、お前!パスポートを見せろ!入国スタンプはどこだ?ビザはどこだ?
ないだと!?なぜだ!ふざけるな、勝手に入国するな!ダメだ!外へ出ろ!」

こうして無事、サウジを出国することになりました。
サウジアラビア滞在時間5分。

今思えば、ここでバレててよかったかなと。

それで何もなしに入国して1泊してたら、出国時に入国のスタンプおよびビザがない
ってことで大問題で出国できなかったかと。
(いや、強制送還で速攻日本に帰れたかもね)

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【3.入出国・ビザ】

・入出国
特に問題なし。
懸念していた、ビザ問題も、全く問題なし。
ドーハでのカタール航空チェックイン時も、ビザがあるので問題なし。
入国審査時もほぼスルー通過。


・ビザ
無論、ビザが必要です。

緊張感あふれる(?)情勢下でしたが、至って普通に難なく取れました。
日本で。イエメン大使館で。もちろん代行で。
5千円くらいだったかな。
代行会社は、いつものどんぐり並みに小さな会社の大きな巨人、どんぐりツアー。
いつもお世話になります。感謝してます。

どんぐりツアー

サクッと取れましたね。さすがどんぐり。

滞在は3日間でしたが、余分に1週間くらい貰って
といつも通りのお願いも、普通に通りました。

(もし現地でトラブル等あり滞在が延伸した場合に、ビザが切れるといろいろと面倒なので、いつも滞在期間より長めに取得しています)


・空港から市内へ
地球の歩き方の唯一の貢献。
地球の歩き方に載ってる通りに行けました。
このためだけでも、買っておいてよかったと実感。

空港から市内へは、空港を出て、前の大通りからダッバーブ(後述)を捕まえれば
(空港を背にして左から右へ流れているダッバーブを捕まえる)

ハサバまで格安で行ける(200とか300とか)
ハサバからさらにダッバーブを乗り換えて、タハリールかババルヤマンへ。

※ちなみに、現地で友達になった人にハサバ経由で来たよと言ったら
「ハサバは治安悪いから、夕方以降近づいちゃだめ」と言われました。
どこまでホントか分からんですが、夕方以降に空港到着する人はタクシーで行くのが無難かも。

市内から空港へは、
現地で友達になった人とその友達にバイクでおくって(3ケツ)
もらったのでタダ、30分くらいで着きました。なので不明。
ダッバーブのハサバ経由で同様に行けると思う。


サナア旧市街 キャラバンサライの中





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【4.国内移動手段】

電車は国自体にありません。あったらすぐテロの標的になって爆破されるよね。

サナア旧市街近辺だけだと、もっぱらダッバーブ。
少し郊外のプレジデント・モスクなどに行くのにも、ダッバーブでも全然可。
タハリール広場へ行くのにもダッバーブ。


乾季には、川が幹線道路の役目を果たしてます。妙案。





※ダッバーブとは、マイクロ乗合バス。
一昔前の軽のワゴン的なやつです。約6人乗り(適当です)
ちょっと大きいバン的なダッバーブもあるみたいですが、基本は軽かと。

参考ページ
(勝手にリンクありがとう)

ダッバーブの乗り方はいたって簡単。
行先を言って目線もしくはノリが合えばRide&Go。

なお、バーバルヤマン(イエメン門)を街歩きの基準点、ふりだしにすると良いです。


バーバルヤマン




道に迷ったり、旧市街を抜けてしまったぽいってなら、困った時のバーバルヤマン。
とりあえずバーバルヤマン行きのダッバーブに乗れば「ふりだし」に戻れます。

とりあえず「ババルヤマン、ババルヤマン」と大声で連呼してる人に捕まってみたり
「アイ・ラブ・ババルヤマン」と言いながら回ってみたり。

すると簡単に、バーバルヤマン行きのダッバーブに乗れます。

ちなみに、現地の人とかは「バーブ」とか「バー」とか言ってます。

バーバルとは、門という意味。ヤマンは、イエメンが訛ってるのだと思う。
「門」というと、バーバルヤマンしかないので、みんな略してる。
が、良い子の旅行者のみなさんは、略さない方が身のため。

イエメンではないですが、自身、バーレーンでえらい目にあいました。

バーレーンにもバーバル・バーレーン(バーレーン門)というのがあって

そこに行くべく調子に乗って現地人っぽく「バー・バーレ」と言ってタクシーに乗り込んだら
「バルバル」という、超郊外の超高級住宅地に連れてかれ、ヒト気のないところで下され、
夜中に彷徨う羽目になりました。
(今こうして無事生還しているのが奇跡的なのかも)


さて、そんなダッバーブ
人数が揃わないと出発しませんが、バーバルヤマン行きなら、ものの5分程度ですぐに集まって出発してくれます。

1回のって、近場なら一律100イエメンリアル、高くなっても200リアルでOK。
ぼったくりナシです。あう可能性はほぼゼロでは。


ちなみに、ダッバーブの乗り方ですが
女性(アバヤの)が乗っている場合は、極力女性の横には座らないというのが暗黙のルールっぽいです。
(未確認だが、何回も乗ってたらなんとなくそう見てとれた)

席余ってたら、男性が進行方向逆向きの席に。
予め女性が乗っててその隣に自身が座ってる中に
途中で女性が乗り込んできた場合は、乗り込んできた女性にその席を譲って、移動して女性同士座らせる感じで。



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【5.観光】

・おともだち
なんじゃそら、観光じゃないじゃん!ってことには目をつぶり
ぜひとも紹介したいのは、イエメンの人。

どんな建物や風景よりも素晴らしく、
イエメンの人は、優しく親切でフレンドリー。
現地到着時に、旅行客しかも日本人が珍しいのか
みんなメチャメチャ話しかけて、親切にしてくれます。







自身もバーバルヤマン到着後すぐに
大勢に話しかけられ、その中のお土産屋を営むアリとサリームという
マリオとルイージみたいな兄弟と特別仲良くなり
3日間、ずっと行動を共にしていました。


イエメン版マリオとルイージの、アリ(左)とサリーム(右)






現地の人が良く食べに行く(毎昼食)食堂や、
旧市街の中でのオススメのスポット、
お茶やスイーツのお店、チュー市場(カート)
しまいには、アリとサリームの住む家、などなど、
よりディープで、より思い出に残る旅になると思います。

よく、海外で、知らない人に慣れ慣れしく話しかけられて
危ないとか思って無視する・嫌忌するという人がいますが、
そういう国・人も確かにありますが、イエメンではぜひともその
笑顔に誘われてみて下さい。







フラッと行ったら絶対に色々と話しかけられますし、
それで適当な英語で適当にコミュニケーションしておけばOKです。
完全に通じなくても、単語単語でOK。






分からない、伝わらない、でも気持ちと心のコミュニケーションです。





・サナア旧市街
本当にすごい。
本当に綺麗。本当に飽きません。






さすが、雑誌「旅行人」で歴戦のバックパッカーに聞いて行って良かった国、ダントツで1位の国、イエメンの本拠地。
(アル・カイーダの本拠地でもあるけど)








こんなに絵になる街、ブラブラするだけでも満足。
夕暮れ時、夜でもブラブラ歩いても結構安全。
何も足さない、何も引かない、という山崎のウィスキー並みに透き通ったアラビアンナイトの世界感。














サナアは標高2000mを超える高地にある街です。
なので、よくあるアラブの灼熱の砂漠のイメージではなく岩場・山あいかつ比較的涼しい土地です。






当方5月に行って周辺諸国よりかなり快適でした。

ただし、日中は外はやっぱりかなり暑い。
高地ってことで、紫外線もきつめだと思う。
歩く際は、帽子と水必須。






ただ、建物の背が高く道が狭いので、比較的日陰は多いので歩きやすい。
朝夕は、ぜひとも旧市街の屋上からの景色をお楽しみください。
(※2.宿参照)






・プレジデント・モスク(Al-Saleh Mosque)
通称プレジデント・モスク。
地元の人にアル・サーレハ・モスクと言っても通じないと思います。






古い情報の地球の歩き方になぜ載せないのかが不明ってほど。
見ておくべきポイントかとおもいます。
アラブ最貧国イエメンが、贅を尽くして立てた、世界で4番目に大きいモスク。






いままで色んなイスラム教国で色んなモスクを見てきましたがデカさ壮大さ壮麗さは、なかなか上位にランクインするしろもの。
中もピカピカ。







サナア旧市街のどこかの建物の屋上から、必ず見えます。

中に入るのに、いくらだったっけな。
1000リアル/人くらいだったけな、必要。

現地の人と一緒じゃないと入れません。
朕は、現地で仲良くなった人と一緒に行動していたので入れましたが
旅行者のみで行った場合は、お祈りに来てる人に適当に声かけて
一応知り合い風を装ってもらって、一緒に中に入りましょう。






今までいろんなモスクの内部を見てきましたが、ここは中に入っておくべきかかと。

ちなみに、内部で1人だけ日本人に会いました。
この旅行で唯一の日本人。名前は知らない。
お元気ですか?








・その他冠婚葬祭
後述しますが、サナア滞在3日間のうち、
1日は結婚式、1日は葬式に参加してました。忙しかった!笑


結婚式の招待状



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【6.買い物】

・スーパー・お土産
旧市街では、本当に何も買うものが無いと思います。



タハリール広場の近くや旧市街の南側のデカい道路あたりが、ごちゃごちゃして、なんか色々と売ってる。
大通り沿いにスーパーもあったと思う。
銀行とかが並んでるあたり。

あとは旧市街の中の星の数ほどある小さな売店。

お土産もなかなか探すの大変。
ジャンビーア買っても、日本に持って帰るの大変(セキュリティチェックとか)
だし持って帰ってきたところで、何に使うんだこれって感じだし。
自身は貰ったので持って帰ってきましたが・・・






旧市街のお土産屋にあるものは、粗悪品のどれも同じキーホルダーとかネックレスとか。
(現地で友達になった人がお土産屋を営んでいたので、これ以上は言わないが笑)

そんな中、実際に買って帰ってきたもの、それは紅茶です。

・イエメントン
知る人ぞ知る、リプトンのパクリとか言われてる、紅茶です。
リプトンとパッケージが類似。

参考ページ

リプトンを日本で買って作り比べてみましたが、イエメントンの方が、圧倒的に味が悪いです。笑
(まず淹れても紅茶が出てこない)

めちゃ安かったはず。
100バッグの箱で、250リアルとかだったかな。
100も要らんので50捨てて帰ってきました。


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【7.食事・酒】

・食事
現地の人に連れてってもらったので正確な場所はわからないが、昼はサルタを食べに連日行きました。

サルタとは豆をペースト状にして石焼鍋で煮込んだもののことで
(豆に限らず、なんか適当に色々と入ってますが)

アツアツのものをパンにつけて食べます。
サナアの名物料理らしい。

参考ページ


食べ方は、パンをちぎって、皮(耳)側を手に持って(親指と中・人差し指くらいで)半分に折る
親指・人差し指側からサルタをすくって(パンにつけて)食べます。(伝わるかな?)

普通に美味しい。
ただ、毎日は飽きる。

しかも当方、前述のとおりホテルでも朝食で出たので、イエメンでサルタしか食べてない。
でも一度は食べておいて損はないかも。


・酒
のめません。完全に。


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【8.夜遊び】

・夜遊び・風俗
厳正なるイスラムの国、基本的に(良い子の旅行者的には)ありません。

探したかったのですが、
夜ブラつくといかんせん治安的な不安要素が強すぎるのと、
あとは現地で友達になった人と常に行動していたのでそういうチャンスが無く。


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【9.冠婚葬祭】

・結婚式

あとで書きます。












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2 件のコメント:

  1. 匿名1/08/2017

    連休の短い期間の凄い旅にびっくりです。前からサナアの街を是非見たいと思ってます。ありがとう、65歳のおばはんさん

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    1. コメントありがとうございます。今は情勢がさらに厳しくなって、完全に渡航できなくなっていると思います。
      ただ、テロやサウジの空爆は一旦は落ち着きつつあるみたいですね。

      いつか行けるようになる日が来れば、その時は是非おとぎの国に迷い込んでみて下さい。

      あと、気づきましたが、結婚式のこと後で書くといって書いてませんね、、サナア3日間で結婚式と葬式に出席して忙しかったです笑

      削除