10.04.2013

ヨルダン(アンマン、ペトラ)


たびログ: ☆☆☆ 3.4

都市: アンマン、死海・ぺトラ(都市か?)
期間: 2013年9月14日~15日
目的: 3P体験

総括: 1Pしました。





ペトラ、有名なエル・ハズネのチラ見せ







【1.事前準備・情報収集】

・現地事情
中東の3P。

いきなり何ですか、いつからアダルトサイトになったのですか、
イスラム圏なのに3はおろかPすらヤバいよそれ、
などと言われそうですが、、、

残念ながら、違うのです。


中東の3Pとは、中東で見るべき3つの代表的な遺跡・世界遺産のことを言います。

Petra:ヨルダン・ペトラ
Palmyra:シリア・パルミラ
Persepolis:イラン・ペルセポリス
※いずれもWikiリンクつけました。


その中で、圧倒的な人気を誇るペトラ遺跡。
映画「インディー・ジョーンズ 最後の聖戦」の舞台ともなりました。




それがヨルダンにあります。
なので、今回、1Pしました。


あと、ヨルダンのもう一つのビッグな観光名所、
Dead Seaこと、死海。






その2つが、世界に通用する、ヨルダン2大観光地です。
それくらいは知った上で訪問。


あとは、ネット上のガセネタで
池上彰が、
「ヨルダン(夜)の南にはヒルダン(昼)という国があって、
そこの首都は、アンマン(餡)ではなく、ニクマーン(肉)というようだ」
と言ったというのを知っていたくらい。
(実際には、もちろん、無い)


でも、死海とペトラしか行く気なかったので、
事前リサーチは全くせず。


ペトラ、エル・ハズネ



唯一、偶然にも持っていた
Newsweekの「100 Places To Remember Before They Disappear」という雑誌で
アンマン市街の写真が出てただけ。

※参考ページ


・ガイドブック
地球の歩き方をGET。

ヨルダンは、レバノン・シリアと一緒になってる。
※最新の2014-15版は、さすがに?シリアがなくなって、
地球の歩き方 ペトラ遺跡とヨルダン(レバノンもあるよ)」でした。

まぁ似たりよったり(本当は全然違うが)な感じみたいだし、そんなところか。
一冊にまとまってくれてて、お財布的にも、持ち運び的にも感謝。



ペトラ、歩く

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【2.宿泊・航空券】

・宿
ル・メリディアン アンマンを事前に予約。

まぁどこでも良いのですが、
立地は中心とはいいがたいですが丘の上、空港に近い感じ。
あんまし時間が無いので、街歩きや安宿探しより、そちら優先。

かつ比較的リーズナブルなところを、いつものスターウッド系で。

※ル・メリディアン アンマンHP


ホテルの内装は、意外とゴージャス、というよりヨーロッパ風。
入口にセキュリティチェックもあり、意外としっかりしてる。

部屋もそう。小ぎれいにやや控えめゴージャスにまとめられてる。
レストランもグッド。朝食は、パンがおいしかった。





多少高くなってしまったが、
この価格帯(8000円前後)にしては、良い。


ホテルでたとこ右手や、正面の坂を少し登った右手に、小さい売店がある。
簡単な飲み物、スナックなどは調達可能。



・飛行機(往・復)

まず、入国は、大きく分けて陸路と空路。

陸路は、ほぼみんなエジプトかイスラエルからアカバに出入りしていた。
(なかなか入るのに厳しいらしいが。)

飛行機は、大きく分けて3パターン。
ペルシャ湾岸のドバイ、アブダビ、カタールなどからと、
パリやイタリアなどヨーロッパから戻ってくるのと、
トルコ。


イスタンブール・ブルーモスク


当方は、トルコを拠点にその他の国も併せて周遊を考えていたので、
イスタンブールからトルコ航空でアンマンに入る。

夜中12時すぎに出て、AM3時半とかに現地に着く、鬼の夜間フライト。
でも、時間が無い旅人からすると、これが結構便利。

トルコで深夜まで満喫でき、現地では日の出とともに行動できる。
(実際には、空港でグダグダしてただけだが)


多少の寝不足は旅のご愛嬌。
なんせ、1泊分の宿代が浮くので、そのくらいは大目に見ようじゃないか。

途中、機内食の為にわざわざ起こされるというのが、ちょっぴり苦痛。
でもご飯はしっかり食べて、がっつり寝る。



到着時に、空港でATMで出金したり(到着フロアの右奥にあったかな)

トイレでウ○チをしたり
(乗継に次ぐ乗り継ぎで、機内食たべまくりでお腹パンパンだったので)

長旅の果てに到着すると、野菜不足でなかなか出ないが、本当に全力で、無理やりにでも出しておくことが非常に重要。
ここで出しておかないと、便秘になり激しい腹痛が襲ってくることになる。
そしてなかなか出ないので、腹痛を抱えたまま旅を続けることになる。
(あれ?何の話をしているんだ?笑)

足を洗ったり、
(乗継に次ぐ乗り継ぎで、お風呂に入ってないので、せめて足だけでも)

はみがきしたり。
(乗継に次ぐ乗り継ぎで、機内食たべまくりで口がヤバくなってたので)


トイレの洗面台で足を洗うなど人としてダメだとは思うが、背に腹はかえられない。
旅なれると、そういったどこでも生き抜くしぶとさ(横暴さ)
だけは身につくのである。


日中の時間を存分に使え、宿代が浮き、移動もでき、ご飯もでる
夜間フライトは良いです。

かの有名な作家、サン=テグジュペリも
「夜間飛行」という本を出したくらいだから、同志だろうか。

彼も、僕と同様に、夜間飛行での到着後
便秘対策で、本気で全力で、キバったりしてたのだろうか。
エル・ハズネならぬ、する・ハズねー


なんやかんやで3,40分グダグダした後に
空港の外に出ると、意外や意外、空港タクシーがいっぱい。
(深夜着なので、タクシー捕まえるの大変だろーなと思ってたので)

ペトラまで行ってくれと言うと、78JDと言われる。
おいふざけんな、高いとごねる。
軽くネットで調べたら70JDって書いてあったのを記憶しているぞ。


70JDでどうだと。(それでも1万円・・・)

でも、決められた料金だから無理だと言われる。
じゃぁバスで行くといってまだごねる。
ひとり、男気溢れる感じの人がいて、無理やり70JDで行くことで合意。
(後で、終日一緒に回ることとなった)




夜明けのハイウェイを、途中で日の出を迎えつつ、ぺトラまで3時間強。
なかなか綺麗な道で存分に飛ばせる感じ。
到着すると8時くらいだった。


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【3.入出国・ビザ】

・入出国
ビザ不要。
入国審査で、指紋を取られたり、別室へ連れてかれたりするなどのウワサも聞いていたが、全くなし。ほぼスルー。
夜中なので眠かったのだろうか。

それとも、夜間飛行後なので、お腹が痛かったのだろうか。
かれの行く末が少し心配である。
(なんの心配だ?、と)

中東入国恒例の、イスラエルの入出国スタンプが無いかどうか程度は、調べられたが。
飛行機を降りて30分程度で解放。

ビザさえあれば、問題なし。スムーズ。
30分も経たずに、空港外へ出れました。


ペトラ・なかよし



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【4.国内移動手段】

都市間は、基本はバスかタクシー。
電車はありません。飛行機もないのでは(未確認)

バスは、結構整備されていて各都市・観光地をつなげているみたい。

アンマンからペトラは、Jett busという、
名前だけでは飛行機なのかバスなのかよく分からない乗り物(バスです)
もしくは、水の勢いが強そうなお風呂(バスです)が出てます。

※参考HP


今回は時間が無いので全てタクシー。

タクシーは激高い。
アンマンからペトラまで3時間強1万円(JD)
空港⇒ペトラ(滞在2時間)⇒死海(滞在2時間)⇒アンマンで
昼食とか飲物込みで、2万3千円(170JD)はらった。

ちなみに、ペトラから死海までも3時間弱。
死海からアンマンは1時間くらい。


・空港と市街の間
市街から空港は、シリア大使館の付近で、すんげーボロいタクシーを拾って5JDくらいだったけな。
懸念していた渋滞にもあまり巻き込まれず、20分くらいで空港に到着。

※あまりにボロいタクシーでヘッドライトが付かなかったため、途中のハイウェイのトンネルを通過できず回り道をしたが。


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【5.観光】


・ペトラ
言わずと知れた、世界遺産。







最近は人気急上昇中(と勝手に推定)
5月に行ったカタール・ドーハでは、ヨルダン帰りの日本人ツアー客がわんさか居ましたし。


時間帯は、朝行くのが良い。涼しくて歩きやすく人も少ない。

エル・ハズネは東向きなので、日が直接当たり、光輝く光景を見れるのは、朝のみ。
それも8時~9時ごろの早朝言った方がより良い。これは何としてもみるべき、美しい。




また、AM10時ごろから観光バスがガンガン到着し、バスがガンガン人を吐き出し、一気に人が大量生産される。
そうなると、エル・ハズネ付近とか超混雑。
そして、砂ぼこりが大量生産され、エル・ハズネが霞むほど。


もちろん、近場に泊まれる人は、夕暮れから行くのもオシャレ。夜ライトアップされるので。


でも、後述のビューポイントには、夕方以降行かない方が良い。
根拠はないが、これは直観的にそう感じた。
旅慣れてくると、そういった「危なさ」というものに敏感になるようだ。



ケアン(積み石)も雰囲気でてる


ヒト気が無く、ここで襲われたら、だれも助けに来てくれなさそう。
そして、そういった獲物を「待っている」場所。午前中行っても、ちょっとゾッとする、そんな「気配」がした。

もちろん、暗くなると道が見えなくなるので、そもそも危険。






・エル・ハズネ ビューポイント
ツアーでは無い人にお勧めするのが、エル・ハズネを上から見下ろすポイント。






これはツアーでは間違いなく行かない。
人が居ない中で、エル・ハズネを見下ろす独り占めは絶景。

※参考ページ


地球の歩き方にも、地図にこそ載っているが、説明が何もない。

地球の歩き方の地図のように、ペトラ入口が下にある地図であれば、
王家の墓あたりから、右にそれてから下に向かう道が伸びている。
(道には、ちゃんと名前があるようだ。後の写真参照)



王家の墓



その距離、入口からエル・ハズネまでくらいの長さ。
だが、地図以上に、道のり以上に、遠い。

そして想像以上に登る。疲れ度ハンパない。
エル・ハズネから1時間は見ておいた方が良い。



ペトラ・王家の墓にたたずむ、まるで王




行き方は、カフェ?お土産屋?の横から王家の墓へ向かう。
王家の墓を右に見ながら山つたいに右に曲がりながら、登っていくと、微妙な場所に、標識が出てる。



Al Khubtha trailというらしい(一番下)



その標識に従い、更に右に曲がり、王家の墓の裏側あたりに来ると、結構な登りの階段が見える。

そこが苦行のスタート地点、じゃなかった、登山の始まり。
最初は階段とかまだ整備されてるが、途中から道なき道を行く感じ。
そこからひたすら何百段も、階段なのか出来そこないなのか分からない石を登っていくと、ふと開けた場所に出る。





山頂?高台?の小屋(セントラルビューポイントだったけな、標識がある)が見えたら
その小屋の左手に下に下る階段があるので、そこを降りてひたすら下る。



暫く下ると、前方の岩場の上に、イスラム風かかし(布をかぶせた人形っぽい木)があるのでそれが目印。

そこからが大変。徐々に手を抜いたのか、道なき道を行く。
良く見ないと、良く見てもどこが正しい道なのか分からないほど。

そして、岩だらけになった先に、テントがある。
そこがビューポイント。



でも、そのテントに向かう最後なんて、登山なのか、ロッククライミングなのか、レベル。
堕ちると死ぬレベル。くれぐれもお気を付けを。(朕はサンダルで走破したが・・・)

しかも、どこが道なのか本当に分からない。


朕は、分からな過ぎて、テントにたどり着けず、テントより左手の、照明が備え付けられた岩場に出てしまった。
でも、エル・ハズネの、より正面だったので、結局そこで良し。

これを、偶然の産物、というのであろう。
エル・ハズネならぬ、出る・ハズねー
(ちょっと、キレが、悪いです。)







なお、帰りもツライ。
往路は登りと下りの両方があったので、復路もあるということ。
炎天下の中1.5~2時間のトレイルはかなりツライ。

歩くほか無いのかなと思いきや、
序盤の階段をロバとか馬で登ってる人がいた。
ナイスアイデアだと思ったけど、ロバが苦しくて死にかけてた。笑

あんなに苦しい表情のロバを見たのは初めて。
あれ、ロバが力尽き、共に転がり落ちたら、大けがなのでは。

登っているときは、前方から降ってくるかもしれない
ロバに気を付けましょう。







・死海
死海は遠目で見るだけでも、
青、緑、赤、白、そのコントラストが綺麗で飽きないのですが、是非とも入りましょう。





塩分濃度30%(普通の海水は数%。)ともなると、
海水が多少トロッとしていて、水面にモワーッってジェル状っぽい帯が動いてます。


本当に浮きますね。というより沈まない。
そして、すさまじくしょっぱい。

※あまり飲むと体に良くないです。また、目に入るとかなり危険だそうです。
(タクシーの運ちゃんは、昔、目に入って15日間自宅療養だったそう)



透明度は高い


場所はどこでも良いのですが、ヨルダン側でいうと、ヒルトンとか高級ホテルが並ぶエリアが有名。
アンマンビーチという有料のビーチ付近がにぎわってます。


でも、死海沿いの大通りを少し(10~20分)南に下ると
現地の人がタダで遊んでいるビーチ(というより、道から死海にアクセスできる所)が数か所あります。


特に現地の人でにぎわってたのは、アンマンビーチから5~10分下った、
少し道幅が広がっていて、駐車場みたくなっているところ、車がわんさか止まっているので分かるかと思います。

でも、あまり治安は良くなさそう。現地の人がいっぱいだからね。
でも警察もいたかも。一応、お気を付けを。




あとは、そこから少し南に下ると右手(死海側)に小屋的な店があるところ。
その店の手前に死海側に下るオフロードがあるので、そこを少し下る。

朕は、そこでタクシーの運ちゃんと、死海を独り占めしながらプカプカした。


ちなみに、その店の少し先、道沿いにずっと水が出続けてるシャワーがある。それも無料で使える。
店の、細いラモス瑠偉みたいなにーちゃんにお願いすると、温水もかけてくれる(タダかどうかは不明)


さらにそこから南に少し下ると、川にかかる橋がある。
その橋の脇が、死海に降りれるようになっている。
そこは、死海にアクセスできるとともに、川(淡水)で体を洗えるので
地元の人にも人気。


ちなみに、男性は問題ないですが、女性はどうやって浮かぶのでしょうか。
イスラム圏、女性が肌を見せるのは厳禁。

宗教上の禁則というのもありますが、身の危険もあると思う。
女性の、とくに白い肌なんて見たからには、現地の男性が超興奮しすぎて、襲われるんでは。



どうするかというと、服のまま。

えっ、服着たままって危なくない?溺れない?
大丈夫、絶対沈まないので。

エル・ハズネならぬ第2弾、しずむ・ハズねー
(おっと、キレ味悪すぎて、そろそろ危険領域。。)

現地の女性も、アバヤ(真っ黒い衣装)を着たままプカプカ浮かんでいて
そのままシャワーを浴びて帰っていきました。




・アンマン スターバックス付近の道
アンマンは、丘と谷の町。
山の斜面にひたすら、土色の無機質の建物が並ぶ。





スターバックスの周辺からシリア大使館までの大通り沿い、
ダウンタウン側を見渡す景色は、結構壮大。
この光景は、結構見もの。



場所は、ここらへん。

青枠らへん

ラウンドアバウト3番と4番の間。
なんか、地球の歩き方の地図では、そこらへんにポチっと観光名所マークが付いてる。
(けど説明が無いので何だかわからないが、たぶんビューポイントということと解釈)

ラウンドアバウトとは、中東でよくあるやつ。
交差点に信号が無い代わりに真ん中が円になってて、グルグル回って行きたい方向に行くシステム。
(パリの凱旋門の周りとかもこんな感じだったかな)


もちろん、普通の道沿いなのでタダ。



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【6.買い物】

目立ったものは、しなかった、ので割愛する。
エル・ハズネならぬ、買う・ハズねー
(もはや、ノーコメント)

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【7.食事・酒】

・食事
・カップラーメン
中東全般的に普及している、カップラーメン。
チキン味が無難。ドバイでもドーハでもお世話になったなー


Webから勝手に拝借(すみません)


これはなかなか普通においしいので、困った時はこれが良い。
どこの売店でも売ってる。

変な店に入り、お腹を壊すリスクを負ってまで、
美味しくもないご飯を食べて、お金を払うなど、憤慨もの。

よっぽどカップラーメンの方がましである。


・シュクルマ(ケバブサンド)
一度は食べておいてよいのでは。でも一度で良い。
美味しいが、そんなに感動するほどでもない。飽きる。



ペトラ・死海を一日一緒に回ったタクシーの運ちゃんと



にしては、5JDとか取ってくる。高い。
まぁボリュームあるので、飢えてる時には良いかも。


・酒
酒は、ホテルのバーなんかでしか飲めない。
ホテルの冷蔵庫にビール(ハイネケン)があったので、一本頂戴した。

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【8.夜遊び】

・夜遊び・風俗
ないんだよね。表立っては。

エル・ハズネならぬ、アル・ハズねー
(おっ!これは結構雰囲気近い・・・)

でもタクシーの運ちゃんが、女は好きか?と言ってたので、おそらく探せばある。
まぁ、タクシーに聞けばよいかと。風俗は世界共通言語でしょう。

でも、イスラム圏は、本当に気を付けた方が良い。
宗教的にリスクすぎる、と思う。

そういや、2chの掲示板で、
「イスラム女性と性交したら結婚するハメになった」
なんてスレッドが立ってたのを思い出す。

婚前の性交は許されない。結婚するならOK。
でも、結婚しないと、女性が死刑にされる。

※一時的に結婚したことにして、そのあと離婚したことにする
という寝ワザもあるようだが、効力あるかは未知数。


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